高松の池周辺の水路跡 3-3
館向町の開渠から北上川へ

出典:国土地理院を元に作成
旧国道46号線沿いや、水路が横切っていたと思われる道などを歩きましたが、痕跡は見つけられませんでした。後日、公図と登記の調査も行いましたが、これも発見できず。
河岸段丘の坂を下って、この場所に行き着きました。

2025年11月25日に撮影
岩手大学の敷地が途切れる辺りの道向かい、旧国道46号線の北側。
建物の裏に隠れるように開渠が通っています。

立派な石組の水路です。

先を追って館向町に入りました。水路上に橋が架かっています。

振り返って橋の下流側。橋の名前を確認しようとしたのですが分かりませんでした。

突き当りの向こうは、もう北上川のはずです。

館坂橋を渡って北上川の対岸へと移動しました。
ここで北上川に合流しています。
続きます。
・参考文献
『ポプラは風にささやいた 写真帳・岩手大学工学部一祐会の40年』
1976年5月、岩手大学工学部一祐会40年史写真帳監修委員会